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入院の日課【手術後は、ひたすら目薬をさす毎日です】網膜剥離 [入院]
真っ赤というより、茶色になってしまった白眼ですので
一日4回の点眼が、入院中一番の治療となります
抗炎症点眼剤(ステロイド系と非ステロイド系)、抗菌剤など
3本の目薬を、1分間隔で差していきますが
特に痛みや『しみる』ような事は、一度もありませんでした
とは言え、右目全体の鈍痛や、目を動かすたびの『ゴロゴロ感』は
そう簡単には軽減されませんでしたね
2016-01-11 11:29
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手術終了【思いのほか、大きな腫れと真っ赤な白眼】初日の夜 [経過]
あまり気持ちの良い写真ではありませんが、手術翌日の状況です
フィルムのようなモノが貼ってありますが、これはまつ毛が目に入るのを
防ぐための処置なんです(逆さまつ毛対策)
普通の人の2倍の時間をかけて手術したので、ダメージも大きく
目の周りは、ノックアウトされたボクサーのような腫れがあり
白眼部分は、ほとんどが真っ赤に充血していますね
痛み止めの薬を多めに飲んだのですが、あまり和らいだ感じが無く
具体的に表現すれば、目の中に大きなゴミが入ってゴロゴロと動いている感じで
早く朝が来て、先生の診察を受けたいと思いながら、寝そうで寝れない初日の夜でした
2016-01-03 18:19
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いざ手術【部分麻酔が効かず、痛みを堪えた120分】無事成功? [手術]
写真は、入院時に付けられたIDタグで、治療時だけでなく
食事、投薬、検温など、何をするにもバーコードで本人確認する仕組みでした
手術当日の朝、あらためて看護婦さんからスケジュールを言われます
所要時間は約1時間、部分麻酔で意識はあり、先生の声も聞こえるし
ぼんやりと明りは見えるそうですが、ちょっと状況は想像ができませんでした
頬と目尻に麻酔注射を打たれた直後、助手役の先生からこんな一言が・・・
『少し痛いですがこらえてください、どうしても我慢できなかったら声を出してね』
やっぱりいたいのかなぁ~と多少の不安を感じながら執刀開始
目には半透明のガムテープのような、保護シートがかぶせられましたが
先生の顔の輪郭や、メスと思われる物体の形状くらいは識別できました
最初は目尻を引っ張られるような感触でしたが、次第に傷みを感じます
10分くらい経過したところで、『ここから痛いですが我慢してください』と声がかかると
以降は『麻酔が効いていないんじゃないかな・・・』と思えるくらいの激痛でした
先生達のやり取りも、全て聞こえますので、『あれ!』とか『うーん・・』とか聞こえると
上手くいっていないのではと、ドキドキが加速します
結局、一度はバックリングしたものの、位置がイマイチだったようで
執刀医の『もう一回やろう』との判断で、縛ったバンドを切断して
2度目の巻き直しをしました・・・・・・・・
その甲斐あって終了間際に、『きれいになった、成功ですよ』と言われた時は
もし次があるならば、絶対に全身麻酔にしてくれと思いました
所要時間は2倍の120分、全身汗まみれ(冷や汗)で無事終了です
2015-12-31 17:31
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手術の種類【バックリングという方法とは】 [手術]
私が受けた手術の、具体的な内容をお話しします。
『網膜復位術』のひとつ、『バックリング』という施術法で
簡単に言えば、シリコンのようなバンドで、眼球の周りを
グルっと巻いて、剥離した部分を元に戻す方法です。
(イラストの右側、『輪状締結術』の方です)
詳細については割愛しますが、以前から普及している
実績を積んだ方法だと聞かされました。
後で分かった事ですが、最近では減少傾向にある方法で
外科的には、やや負担のかかる方法であるけど
初回患者の成功率は、95%を超えている堅実な方法でした。
主治医としては、きちんと直すにはこれが良い選択と判断したようで
私の年齢(56歳)も、眼科の患者としては『比較的に若い方』と
みなされたのも、要因のひとつであったと聞きました。
必要な時間は1時間前後。部分麻酔で処置するので
術中はずっと意識があるとの説明でした。
正直、これがベストな選択なのか、患者側には分からない事ですが
大勢いる医師の中で、もっともベテランの先生の判断であり
更にご自身が執刀するとのことで、あとは無事を祈るだけとなりました。
2015-12-24 18:19
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入院初日【明日の手術を控えて緊張が高まります】快適な個室 [入院]
旅行のために用意していた、着替えや洗面道具を詰めたスーツケースから
搭乗券とガイドブックだけを置いて、病院まで電車で向かいました。
剥離は日々進行して、頭への衝撃や体の揺れなどでも悪化すると言われたので
階段は極力使わずに、エレベーターやエスカレーターを乗りついでの到着です。
この病院は、全室個室のハイクオリティな施設なのですが、当然の事ながら
大半の部屋は『差額ベット費用』がかかります。
幸いにも、差額の要らない部屋に空きがあったので助かりましたが
そうでないと、最低でも¥34,000/1日の費用が掛かるんです。
今思えば、『右目失明』の危機にあるのに、お金の計算をしていた自分がいましたね。
でも明日の手術以降は、そんな余裕もありませんでした・・・・・
2015-12-23 17:51
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突然決まった手術【網膜剥離で右目にメスが入ります】え、明日入院? [手術]
2015年11月6日、診察に訪れた都内の病院にて『網膜剥離』と診断され
明日入院、明後日手術を言い渡されてしましました。
その2年ほどまえから、部分的な網膜の「穴開き」が見つかり
『レーザー光線で凝固する』日帰り30分程の治療は受けていましたが
今度の剥離は大きくて、メスを入れての本格的な手術が必要との事。
入院は1週間から10日間の予定です。
写真はその「手術説明書」で、赤線部分がポイントですね。
翌日には旅行を予定していただけに、ショックは隠せませんでした。
(写真をクリックすると、大きく表示されます)
2015-12-23 17:33
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