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入院の日課【手術後は、ひたすら目薬をさす毎日です】網膜剥離 [入院]

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真っ赤というより、茶色になってしまった白眼ですので

一日4回の点眼が、入院中一番の治療となります


抗炎症点眼剤(ステロイド系と非ステロイド系)、抗菌剤など

3本の目薬を、1分間隔で差していきますが

特に痛みや『しみる』ような事は、一度もありませんでした


とは言え、右目全体の鈍痛や、目を動かすたびの『ゴロゴロ感』は

そう簡単には軽減されませんでしたね



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手術終了【思いのほか、大きな腫れと真っ赤な白眼】初日の夜 [経過]

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あまり気持ちの良い写真ではありませんが、手術翌日の状況です

フィルムのようなモノが貼ってありますが、これはまつ毛が目に入るのを

防ぐための処置なんです(逆さまつ毛対策)


普通の人の2倍の時間をかけて手術したので、ダメージも大きく

目の周りは、ノックアウトされたボクサーのような腫れがあり

白眼部分は、ほとんどが真っ赤に充血していますね


痛み止めの薬を多めに飲んだのですが、あまり和らいだ感じが無く

具体的に表現すれば、目の中に大きなゴミが入ってゴロゴロと動いている感じで

早く朝が来て、先生の診察を受けたいと思いながら、寝そうで寝れない初日の夜でした

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いざ手術【部分麻酔が効かず、痛みを堪えた120分】無事成功? [手術]

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写真は、入院時に付けられたIDタグで、治療時だけでなく

食事、投薬、検温など、何をするにもバーコードで本人確認する仕組みでした


手術当日の朝、あらためて看護婦さんからスケジュールを言われます

所要時間は約1時間、部分麻酔で意識はあり、先生の声も聞こえるし

ぼんやりと明りは見えるそうですが、ちょっと状況は想像ができませんでした


頬と目尻に麻酔注射を打たれた直後、助手役の先生からこんな一言が・・・

『少し痛いですがこらえてください、どうしても我慢できなかったら声を出してね』


やっぱりいたいのかなぁ~と多少の不安を感じながら執刀開始

目には半透明のガムテープのような、保護シートがかぶせられましたが

先生の顔の輪郭や、メスと思われる物体の形状くらいは識別できました


最初は目尻を引っ張られるような感触でしたが、次第に傷みを感じます

10分くらい経過したところで、『ここから痛いですが我慢してください』と声がかかると

以降は『麻酔が効いていないんじゃないかな・・・』と思えるくらいの激痛でした


先生達のやり取りも、全て聞こえますので、『あれ!』とか『うーん・・』とか聞こえると

上手くいっていないのではと、ドキドキが加速します

結局、一度はバックリングしたものの、位置がイマイチだったようで

執刀医の『もう一回やろう』との判断で、縛ったバンドを切断して

2度目の巻き直しをしました・・・・・・・・


その甲斐あって終了間際に、『きれいになった、成功ですよ』と言われた時は

もし次があるならば、絶対に全身麻酔にしてくれと思いました


所要時間は2倍の120分、全身汗まみれ(冷や汗)で無事終了です








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手術の種類【バックリングという方法とは】 [手術]

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私が受けた手術の、具体的な内容をお話しします。

『網膜復位術』のひとつ、『バックリング』という施術法で

簡単に言えば、シリコンのようなバンドで、眼球の周りを

グルっと巻いて、剥離した部分を元に戻す方法です。

(イラストの右側、『輪状締結術』の方です)


詳細については割愛しますが、以前から普及している

実績を積んだ方法だと聞かされました。

後で分かった事ですが、最近では減少傾向にある方法で

外科的には、やや負担のかかる方法であるけど

初回患者の成功率は、95%を超えている堅実な方法でした。


主治医としては、きちんと直すにはこれが良い選択と判断したようで

私の年齢(56歳)も、眼科の患者としては『比較的に若い方』と

みなされたのも、要因のひとつであったと聞きました。


必要な時間は1時間前後。部分麻酔で処置するので

術中はずっと意識があるとの説明でした。


正直、これがベストな選択なのか、患者側には分からない事ですが

大勢いる医師の中で、もっともベテランの先生の判断であり

更にご自身が執刀するとのことで、あとは無事を祈るだけとなりました。



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入院初日【明日の手術を控えて緊張が高まります】快適な個室 [入院]

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旅行のために用意していた、着替えや洗面道具を詰めたスーツケースから

搭乗券とガイドブックだけを置いて、病院まで電車で向かいました。

剥離は日々進行して、頭への衝撃や体の揺れなどでも悪化すると言われたので

階段は極力使わずに、エレベーターやエスカレーターを乗りついでの到着です。


この病院は、全室個室のハイクオリティな施設なのですが、当然の事ながら

大半の部屋は『差額ベット費用』がかかります。

幸いにも、差額の要らない部屋に空きがあったので助かりましたが

そうでないと、最低でも¥34,000/1日の費用が掛かるんです。

今思えば、『右目失明』の危機にあるのに、お金の計算をしていた自分がいましたね。


でも明日の手術以降は、そんな余裕もありませんでした・・・・・





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突然決まった手術【網膜剥離で右目にメスが入ります】え、明日入院? [手術]

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2015年11月6日、診察に訪れた都内の病院にて『網膜剥離』と診断され

明日入院、明後日手術を言い渡されてしましました。


その2年ほどまえから、部分的な網膜の「穴開き」が見つかり

『レーザー光線で凝固する』日帰り30分程の治療は受けていましたが

今度の剥離は大きくて、メスを入れての本格的な手術が必要との事。

入院は1週間から10日間の予定です。


写真はその「手術説明書」で、赤線部分がポイントですね。

翌日には旅行を予定していただけに、ショックは隠せませんでした。

(写真をクリックすると、大きく表示されます)
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